Autistic child support 自閉症児支援
あいぽの自閉症児支援について
あいぽは、名古屋市緑区にある自閉症支援に特化した障害福祉サービス事業所になります。
自閉症の方には、「得意なこと」と「苦手なこと」がはっきりと分かれる傾向があります。そのため、支援を行う際には「得意なこと」を中心に計画を組み立てることが重要です。「得意なこと」を活かした支援を行うと、急激な成長が見られることもあります。一方で、「苦手なこと」に無理に取り組ませると混乱を引き起こし、自傷行為や他害行為、不適切な行動につながる場合があります。
どの障害においても共通して言えることですが、障害を抱える方には、その特性に合わせた接し方をすることが必要です。特性に応じた支援を行うことで、本人の理解力が向上し、落ち着いた生活を送る方法を身につけられるようになります。
自閉症の障害特性
自閉症の主な特性には、以下の3つがあります
社会性の障害 | 他者との関係を築くのが難しい。 |
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想像力の障害 | 柔軟な発想や変化への対応が苦手。 |
コミュニケーションの障害 | 言葉や非言語的な表現で意思疎通を図るのが難しい。 |
推奨される支援方法(厚生労働省・文部科学省より)
自閉症の方に対しては、以下の方法が推奨されています
環境の調整 | 落ち着いて過ごせるよう、物理的・心理的環境を整える。 |
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視覚的な伝え方 | 言葉を減らし、イラストや写真、図など視覚的な手段で伝える。 |
肯定的な伝え方 | 否定的な表現を避け、前向きな言葉で伝える。 |
自閉症支援に特化したあいぽの取り組み
私たちの事業所では、強度行動障害を抱える自閉症の方々の支援を多く行っています。個々の特性に合わせた環境作りを徹底することで、落ち着いた雰囲気の生活介護や放課後等デイサービスを提供しています。
また、自閉症に特化した事業所の運営を通じて、地域社会にとって欠かせない社会資源となれるよう努めています。自閉症の方は強度行動障害に発展しやすく、「困った人」として見られることも少なくありません。しかし、実際に困っているのはご本人です。そのため、私たちは強度行動障害に発展しないような支援方法を実践し、利用者の生活を支えるだけでなく、他の支援者にとっても参考となる「自閉症のモデル事業」を目指しています。
このように、自閉症の方の特性を理解し、適切な支援を行うことで、本人の生活の質を向上させるだけでなく、地域全体が共生社会の実現に近づくことが期待されています。
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